1.国家ハイテク産業開発区(各開発区データ)
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上海張江ハイテク産業開発区

名称 上海張江ハイテク産業開発区
中国語 上海張江高新技術産業開発区
英 語 Shanghai Zhangjiang Gao Xing Ji Shu Chan Ye Kai Fa Qu
住所 上海市浦東新区張東路1387号34―01
HP http://www.sh-hitech.gov.cn/structure/index
認定 年月 面積  
運営   連絡  
開発区の概要
上海張江ハイテク産業開発区は浦東新区に属し、陸家嘴金融貿易区の東南側に位置する。1990年代初めに創立された国家ハイテク産業開発区の一つであり、半導体、ソフトウェア、バイオ製薬の三大産業分野を柱と位置づけている。2006年には周辺の漕河涇経済開発区や上海大学科技園等を含む、より広域で大規模なハイテク産業開発区として名称変更される等、上海市の経済成長の新たな牽引役として期待されている。
経済効果、社会的効果・地域振興効果
同開発区内の上海浦東ソフトウェアパークは西安や大連と同じく国家ソフトウェア産業基地(国家軟件産業基地)と国家ソフトウェアアウトソーシング基地(国家軟件出口基地)の双方の役割を担っており(3つの都市でその規模や位置づけ等は異なる)、2006年末の売上は約104億元、輸出総額は約1.5億米ドルを達成している。
進出した外資/日系企業の例示
2006年末時点で4862社の内外企業が拠点を持ち、資生堂、パナソニック、キリンビール、味の素、三共、ソニー等日本の代表的な企業も進出している。
関連施策、特許等の成果
 同開発区は数年前から全力をあげて「張江科学城」の構築に取組んでいる。「張江科学城」は大学サイエンスパークと類似する部分があり、これは大学を地域に誘致することに等しい。しかし「張江科学城」の運営は、単に大学や研究機関を進出・集積させるだけではなく、現地の生産、研究の現状と有利性を生かして、産学研一体化の道を歩み、張江の技術的先導役の地位を確保することを目的としている。また、同開発区には北京大学上海マイクロ電子研究院、清華大学情報学院上海マイクロ電子センター、復旦大学国家モデルソフトウェア学院、復旦大学(張江)マイクロ電子研究院等が進出している。
その他の特記事項
 2007年5月17日、上海張江ハイテク産業開発区の設立15周年記念イベントが開催され、中国科学技術部長の万氏、上海市副市長の楊氏等多くの要人が開幕式に参加した。近年ではハイテクを生かした文化産業育成にも取組む。