1.国家ハイテク産業開発区(各開発区データ)
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保定ハイテク産業開発区

名称 保定ハイテク産業開発区
中国語 保定高新技術産業開発区
英 語  
住所  
HP  
認定 1992年11月 面積  
運営 同開発区管理委員会 連絡  
開発区の概要
 保定ハイテク産業開発区は前記した石家庄高新技術産業開発区に続き、河北省にある二つの国家ハイテク産業開発区の一つである。開発区内に中国初の「新エネルギー及びエネルギー設備産業基地」が設けられていることでも示されるように、太陽光発電や新エネルギーに最も積極的に取組んでいるといわれる開発区である。また、同開発区には国家インキュベータや国家ソフトウェアパーク、電機パーク、大学サイエンスパークも設けられており、コンピュータソフトウェア、新エネルギー、化学工業、食品工業を柱とする産業分野に重点的に取組んでいる。
経済効果、社会的効果・地域振興効果
2003年現在、同開発区の利用した外資の実績は4億米ドル、工業総生産高100億元、財政収入は3.5億元である。新材料、自動車部品、バイオ製薬、食品等のハイテク企業は大きな成果を収めた。2001年に新設されたソフトウェアパークは、翌年には46社のソフトウェア開発会社を擁するまでに至っており、大都市圏での開発コストの高騰を背景に、北京の中関村に本拠地を構える中国系ソフトウェア会社の間でも、「設計は北京、製造は保定」という新たな潮流がうまれつつある。これをチャンスと捉えて新たな取組みが続けられている。
進出した外資/日系企業の例示
日本(三菱)、ドイツ、フィリピン、フランス、アメリカ、台湾等からの企業投資が多数ある。
関連施策、特許等の成果
 
その他の特記事項
 2000年8月、同市初の国産商業化風力発電ブレードが誕生し、2005年11月、中国初の風力発電ブレード研究開発センターが同開発区で発足した。2006年には、国内第一号機が商業運行を始め、国産化率75%のMW級風力発電機が誕生した。同市は中国最大の風力発電ブレード開発生産基地となり、国内で最も整備された風力発電産業群となりつつあるといわれている(EICネット、2006年8月3日)。