1.国家ハイテク産業開発区(各開発区データ)
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中山タイマツハイテク産業開発区

名称 中山タイマツハイテク産業開発区
中国語  中山火炬高新技術産業開発区
英 語 Zhongshan Torch Hi-tech Industrial Development Zone
住所 中山火炬高新技術産業開発区康楽大道行政中心
HP http://www.zstorch.gov.cn/cn/index.jsp
認定 年月 面積 平方キロ
運営 同開発区管理委員会 連絡  
開発区の概要
中山タイマツハイテク産業開発区中国科学技術部、広東省政府及び中山市政府が1990年に共同で創設した国家レベルのハイテク産業開発区である。東に珠江の入口があり、深センと香港に臨み、北京と珠海を結ぶ高速道路や、沿海高速道路、江門と中山を結ぶ高速道路、近々開通予定の珠江デルタのメトロ電車が開発区内を通る。港のコンテナ輸出量は全国ベスト10に入る。上流産業をねらい装備製造、新エネルギー、新材料と近代的物流業を重点的に発展させる計画である。
経済効果、社会的効果・地域振興効果
同開発区は電子情報、健康医薬、包装印刷、化学工業、自動車部品工業等の五つのテーマ産業と、装備製造、省エネルギーと新エネルギー、マイクロエレクトロニクスと通信、バイオテクノロジーという四つの新興特殊産業を持ち、珠江河口経済圏内で注目のスポットの一つになった。2007年の同開発区の工業総生産高は715.2億元、税収入は25.5億元、輸出による外貨獲得高は38.4億米ドル、実際の外貨利用高は2.55億米ドルであり、各指標とも中山市全体の7分の1から3分の1を占めた。
進出した外資/日系企業の例示
20以上の国または地域からの知名度の高い企業等が1000社以上進出しており、その内一定規模以上の企業は500社余りで、世界のベスト500に入る企業は20社である。
関連施策、特許等の成果
 同開発区に設けられている「中国技術市場科学技術成果産業化(中山)モデル基地」は中山タイマツ工業連合有限公司が開発管理する科学技術成果の産業化パークであり、自動車部品、金属部品、電子情報、近代的な物流、電子新材料等の産業をメインとしている。現在、武蔵自動車部品、天馬精密、盛邦電子、中国外運等100数社の企業が投資し、正式な運営と生産も始まっている。
その他の特記事項
 同開発区は、国家健康科学技術産業基地、中国包装印刷基地、中国電子中山基地、中国ハイテク製品輸出基地、中国技術成果産業化(中山)モデル基地、国家タイマツ計画装備製造中山(臨海)基地、中国グリーン食品産業基地としても認定されている。