1.国家ハイテク産業開発区(各開発区データ)
トップ  > 産学連携>  中国におけるサイエンスパーク・ハイテクパークの現状と動向調査 >  資料2 個票類 >  1.国家ハイテク産業開発区(各開発区データ) >  成都ハイテク産業開発区

成都ハイテク産業開発区

名称 成都ハイテク産業開発区
中国語 成都高新技術産業開発区
英 語 Chengdu Hi-tech Industrial Development Zone
住所  
HP http://www.cdht.gov.cn/
認定 1991年 面積 平方キロ
運営 同開発区管理委員会 連絡  
開発区の概要
成都ハイテク産業開発区は1988年に発足し、1991年に国家レベルのハイテク産業開発区と認定された。同開発区は成都市の西部と南部に位置する二つの地域から成り立っている。西部地域は総面積35平方キロで、エレクトロニクス、バイオ医学産業、精密機械製造業の企業が進出しているのに対し、南部地域は総面積47平方キロであり、ソフトウェア開発、BPO関連のサービスを提供する中国内資及び外資企業が進出している。成都ハイテク技術産業開発区としては、将来30万人規模のエンジニアを抱え世界に向けてサービスを提供していく計画を立てている。
経済効果、社会的効果・地域振興効果
主な経済指標の増加率は70%を超えており、年販売收入が10億元を越えた企業は7社、1億元を超えた企業は50社余り、1000万元を超えた企業は100社余りである。ハイテク企業は成都市全体の64.8%、四川省の52.7%を占めている。ハイテク企業の工業総生産高は同開発区全体の85.0%を占めている。
進出した外資/日系企業の例示
同開発区に進出している企業は6000社余りあり、その内外資系企業は500社を超え、インテル、モトローラ、康宁、住友等、世界のベスト500に入る企業24社を含む。2003年には西部最大の外商投資プロジェクト、投資総額は3.75億元のインテル関連プロジェクトの誘致に成功した。
関連施策、特許等の成果
 成都ハイテク産業開発区は、同開発区内の各企業に対し、無償で研究・開発環境を提供する等の手厚いサポートを行っている。また全国最大規模と自称する、八つの国家インキュベータをベースにしたインキュベータグループを形成している。
その他の特記事項
 成都市は四川省の省都であり、中国西部地域において最も経済発展が進んでいる都市である。中国の国家プロジェクトである「西部大開発」の中心的な都市と位置づけられており、成都市内には優秀なITエンジニアを輩出することで有名な電子科技大学や、四川大学西南交通大学がある。