3.国家バイオ産業基地一覧
トップ  > 産学連携>  中国におけるサイエンスパーク・ハイテクパークの現状と動向調査 >  資料2 個票類 >  3.国家バイオ産業基地一覧 >  北京国家バイオ産業基地

北京国家バイオ産業基地

名称 北京国家バイオ産業基地
中国語 北京国家生物産業基地
英 語 Beijing National Biomedical Industrial Base
住所 北京市中関村国家生物産業基地
HP 確認中
認定 2007年6月 面積  平方キロ
運営   連絡  
基地の概要
 北京国家バイオ産業基地は①中関村生命科学パーク、②北京経済技術開発区、③ 中関村大興生物医薬基地の三つの核心となる地域から構成されている。①は主に同基地のイノベーション及び研究開発の機能を、②は主に国際的また伝統的な製造機能を、③ は主に新型の製造機能を果たすと位置づけされている。特に、中関村生命科学パークは「中国第一の、国際的に一流の」サイエンスパークになることを目標とし、アメリカに海外顧問団を設置し、バ イオ産業の国際化を念頭に取組んでいる。
経済効果、社会的効果・地域振興効果
2007年の年間販売収入は250億元、利潤は34億元、利益率では5年連続国内の上位ランキングに入っており、中 国における先端的なバイオ産業及び研究開発、サービス産業の代表的な地域の一つである。2008年6月現在、中関村生命科学パークには北京生命科学研究所等国内外から60社余りが入居し、北 京経済技術開発区には90社余りの著名企業が入居し、中関村大興生物医薬基地には70社余りの国内外の医薬企業等が入園している。北京国家バイオ産業基地中関村サイエンスパーク(国家ハイテク産業開発区)の 内容をより豊富なものとし、地域振興の新たな起爆剤として期待されている。
進出した外資/日系企業の例示
2006年12月現在、ドイツのLINK公司、アメリカのAscend公司、CTK BioTech公司等が入園または提携が決まった他、国内外の関係者との提携や協力を促進するために、北京市科学技術委員会バイオ医薬産業センターが主導の下で、ABO(Alliance of Biotech Outsourcing,Chinaバイオ技術アウトソーシング)連盟が発足した。
関連施策、特許等の成果
 同基地の中関村生命科学パーク内には、北京国家バイオチップ工程センターや北京(国家)蛋白質研究センター等、多 くの研究開発機構が置かれている。
その他の特記事項
2008年12月27日、中国温家宝首相が中関村を視察した際に最初に訪れた国際的に知名なバイオベンチャー、「 博奥生物チップ公司」も前記した中関村生命科学パークに立地されている。