清華大学

大学の概要

名称 日本語 清華大学
英語 Tsinghua University
主管部門 教育部
本部所在地 北京市海淀区清華大学
土地面積(㎡) 4,421,200
建物面積(㎡) 2,876,400
ウェブサイト(URL) https://www.tsinghua.edu.cn/
「双一流」構築大学 一流大学一流学科
院士数(2021年調査時) 中国科学院:54中国工程院:35
予算(2021年度:万元) 3,172,831

沿革

1911年にアメリカ政府より返還された義和団事件の賠償金をもとに設立された「清華学堂」が前身で、その後、名称を「清華学校」(アメリカ留学予備校)に変更。1925年に大学本科学部を設置し、1928年に「国立清華大学」に名称変更。1929年に大学院を設置。中華人民共和国成立後、1952年に国家高等教育機関体制改革の結果、理工系の総合大学として編成され、理工系科学技術人材の養成校となった。1978年から、「改革開放」政策の中で、逐次、人文社会科学関連の学科を増設して現在に至る。

特徴

名実ともに中国を代表する総合大学。工学、応用物理学、生物学などの専攻以外に、人材育成と科学研究に関しても高い評価を得ている。中国の国家指導層にも多数の人材を輩出している。2017年9月、「双一流」構築大学に選出された。

学部・大学院

構成

医学、美術学、マスコミ・マスメディア学、法学、人文社会科学、マルクス主義学、公共管理学、経済管理学、理学、情報科学技術学、航空学、機械工学、土木水利学、建築学、材料学、生命科学、環境学

学生数(2021年調査時)

本科生 16,287
修士課程 19,726
博士課程 17,289

専任教員数(2021年調査時)

3,641

研究活動

国家重点学科

人文社会学:(二級学科)数量経済学、デザイン芸術学、専門史 理学:(一級学科)数学、物理学 (二級学科)分析化学 工学:(一級学科)力学、機械工学、材料科学工学、動力工学及び熱物理、電気工学、電子科学技術、情報通信工学、制御科学工学、計算機科学技術、建築学、土木工学、水利工学、化学工学技術、生物医学工学 (二級学科)精密機器機械、環境工学 管理学:(一級学科)管理科学工学、商工管理

国家重点実験室

化学工学連合国家重点実験室、環境シミュレーション及び汚染コントロール連合国家重点実験室、低維量子物理国家重点実験室、生物膜及び膜生物工学国家重点実験室、精密測定試験技術及び機器国家重点実験室、集成光電子学国家重点実験室、マイクロウェーブ及びデジタル通信技術国家重点実験室、スマート技術及びシステム国家重点実験室、摩擦学国家重点実験室、自動車安全及び省エネ国家重点実験室、電力システム及び発電設備コントロール国家重点実験室、新型セラミック及び精細加工国家重点実験室

研究開発経費(2017年収入:千元)

5,168,392

国際交流(2021年調査時)

留学生数

本科(1,162)、修士(1,634)、博士(444)。このほか香港、マカオ、台湾、華僑の学生917名が学んでいる。出身国は韓国、アメリカ、ドイツ、日本、フランス、カナダ、パキスタン、マレーシア、シンガポール、タイ、オーストラリア、イギリス、イラン、インドネシア、ロシアなど多数に及ぶ。

留学生宿舎数

留学生用も含めて学生宿舎が全部で60棟ある。

海外大学との交流(協定校数)

約30ヵ国・150大学との学術交流がある。日本の提携大学としては、創価大学、東京大学、東京工業大学、新潟大学、岩手大学、東北福祉大学、京都大学、大阪大学、慶応大学、金沢美術工芸大学、明治大学、横浜国立大学などがある。

付属病院

北京華信医院(清華大学第一附属医院)、清華大学玉泉医院(清華大学第二附属病院)、北京清華長庚医院

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