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【07-003】中国(深圳)国際生活博覧会/深圳市科学生活研究会訪日団一行JST訪問

2007年3月20日

(内野 秀雄 中国総合研究センター)

 中国(深圳)国際科学生活博覧会/深圳市科学生活研究会・田江民副会長、秘書長を団長とする一行が2007年3月2日(金)、科学技術振興機構(JST)を訪問した。J ST側は細江孝雄理事が一行と親しく会談した。

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 田副会長は、2007年4月5日~8日に深圳市で開催される第1回中国(深圳)国際科学生活博覧会(China International Science Life Exhibition)に ついて概要紹介を行った。

 深圳市政府と中国科学技術協会が共同で主催する今回の博覧会は、「資源節約、環境友好、文明生産、科学生活」(省資源で、環境にやさしく、節度ある生産と科学的な生活の実現)をテーマに掲げている。国 内外の省資源、省エネルギー、環境にやさしい生活、住居関連の新製品、新技術の展示を通じて、大学・研究機関・企業関係者に相互交流、連携を行うプラットフォームを提供し、市民に対して科学的知識の普及・増 進を行い、科学的な生活・生産方式を提唱し、中国における持続可能な循環型経済社会の健全な発展に寄与することを目的としている。

 博覧会の会場には、体験型展示と協働型展示および特許コーナーが設けられる。展示などを通じて、来場者に新製品、新技術がどのように生活に役立つかを体験してもらい、各種科学技術知識・製 品知識の普及、宣伝を行い、新製品・新発明関連の研究成果の技術移転、産業化促進を図る。

 中国(深圳)国際科学生活博覧会は来年以降も毎年4月に開催する予定である。第1回の今年は、企業関係者を除く、一般入場者が1日3万人、4日間で12万人と見込まれている。

 田副会長は、これを機に今後JSTとの交流、協力を深めていきたいと述べた。

 田副会長のJST訪問に同行したのは、中国(深圳)国際科学生活博覧会・深圳市科学生活研究会・况坤林副会長、深圳市科学館・張永華館長及び(株)キャンパスクリエイト・安田社長、同技術移転部・李 コーディネータ、吉田コーディネータである。JST側は細江理事のほかに、産学連携推進部・鴨野部長、渡辺参事役(国際担当)及びJST中国総合研究センター・内野フェローが客先との面談に同席した。

 なお、田副会長ら一行は、今回の滞日中、JST・科学未来館も見学する予定である。