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農業の「物聯網」(モノのインターネット)―農業用温室の二酸化炭素センサーの設置

2015年12月 8日 (中国総合研究交流センター編集部)

概略:

 二酸化炭素センサー環境モニタリング設備の応用は、農業用温室の生産効率を高めることを可能とする。では二酸化炭素センサーの設置場所をどのように決めるべきか。「威果科技」(環境センサーメーカー)の専門家は次のように説明した。

 野菜栽培用の温室は農業生産の手段として古くから用いられているが、現在では多くの農業用温室施設で、新たな技術や設備が使われ始めている。例えば二酸化炭素センサー環境モニタリング設備の応用は、農業用温室の生産効率を高めることを可能とする。では二酸化炭素センサーの設置場所をいかに決めるべきだろうか。

設置場所は温室の面積に応じて決める

 これまでの農業用温室の構造を考えると、二酸化炭素センサーの設置場所は普通、温室の面積などの要素に応じて設置する必要がある。もしも温室の面積が比較的小さいなら、設備を温室の中心の位置に設置することを考えてみてほしい。そうすれば1台の設備だけで温室全体の環境をモニタリングすることができる。しかし温室の面積が比較的大きいというなら、2台もしくはそれ以上の設備を使って温室全体のモニタリングをする必要がある。

二酸化炭素センサー設備の設置時における注意点

 どのようにして設備を設置するかをご存知の方も、設置のディテールに十分に注意していただきたい。まず、二酸化炭素センサーのような設備の場合、壁面への設置が科学的な設置方式として第一に考えられる。もちろん温室環境の多くはこのような良好な設置条件を備えていない。壁面に設置できない場合には、鉄パイプを立ててそこから吊るして設置することもできる。

 さて、二酸化炭素センサーの設置場所をどう決めるか。この問題には最初にも答えたが、市場に出回っている二酸化炭素センサーには多くの種類がある。それぞれの製品は環境の違いに応じて設計されているので、自分の実際の必要に応じて設備を購入する必要がある。近年、威果科技を含む中国企業が開発した赤外線二酸化炭素センサーの中には、農業での野菜温室専用に設計されたもので、温室野菜の生産効率と管理能力を大きく高めることができるものが発表されている。そのような高性能センサーは、高い選択性を誇り、酸素への依存がなく、寿命も長く、成熟した赤外線吸収ガス計測技術と精密光路設計、精密電気回路設計の緊密な結合によって作り出された。


本記事はOFweek(中国高科技行業門戸)より許可を得て翻訳・転載したものである。
原文:http://sensor.ofweek.com/2015-10/ART-81009-11000-29021427.html


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