2009年07月20日-07月24日
トップ  > 科学技術ニュース>  2009年07月20日-07月24日 >  知的所有権を持つ95トン級鉱山用ダンプトラック 江蘇でラインオフ

知的所有権を持つ95トン級鉱山用ダンプトラック 江蘇でラインオフ

2009年07月21日

 昆山市三一重機有限公司が開発した95トン級鉱山用ダンプトラックが6月27日にラインオフした。同車は昨年10月に同社でラインオフした鉱山用ダンプトラック(SRT55、積載量55トン)に 次いで開発されたダンプトラックで、積載量はさらに大きくなった。重量級・超重量級鉱山用ダンプトラックは全面的な国際化に向け、着実な一歩を踏み出した。科学技術部のウェブサイトが21日に伝えた。

 現在中国は42トン以下のダンプトラックの生産能力を持ち、技術と生産規模を有するが、技術レベルと生産能力の制限から、積載量が45トン-100トン級の鉱山用ダンプトラックは、輸 入や数少ない合資企業の製品に頼るしかなかった。高額な輸入設備は中国鉱業の採掘コストに大きな影響をもたらしている。今回のダンプトラック開発が成功したことは、国内の鉱山採掘、水利、水 力発電の発展を大きく促進することとなる。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます