中国航天科工集団公司061基地でのバイオディーゼル燃料の生産開始式典がこのほど、貴州省貴陽市白雲区にある貴州江南航天バイオエネルギー科技有限公司で行われた。「科技時報」が11日伝えた。
透き通ったバイオディーゼル燃料が精留塔からどんどん湧き出し、中国航天科工集団の独自開発によるバイオディーゼル燃料の生産が本格的に始まった。工業情報化部、国家クリーンエネルギー行動弁公室、貴 州省からの代表がバイオディーゼル燃料の生産ラインを現場で視察。科技部と地方政府の大々的な支援の下、061基地は独自に革新・発 展させてきたバイオエネルギー燃料産業を民間産業の新たな経済成長点とする考えだ。生産開始後、ここでのバイオエネルギー燃料の生産量は10万トンに達する見通し。貴州省の孫国強・副省長は、0 61基地がいち早くバイオディーゼル燃料の生産ラインを立ち上げたことを高く評価するとともに、バイオディーゼル燃料の生産が、貴州省のバイオマスエネルギー産業にとって重大なブレークスルーとなるとした。