科技部基礎研究司はこのほど、地球変動戦略研究チームによる全体会議を北京で開き、「地球変動研究に関する戦略レポート」を検討した。会議にはメンバー全員が出席し、チ ームリーダーの徐冠華院士が進行を務めた。科技部の公式サイトに13日掲載された。
葛全勝研究員が秘書チームを代表し、「地球変動研究に関する戦略レポート」の基本的な枠組みと主要内容を報告。メンバーはこのレポートを総体的に認可すると同時に、世界的な視野を突出することや、世 界と地域関係の処理、研究にかかる時間の尺度、コペンハーゲン会議への対応、より長期的な戦略配置といった問題について指摘し、意見が交わされた。
徐院士は会議の内容を次のようにまとめた。（１）気候変動にあらわれる地球変動は現在、世界各国の政府や科学技術界から高度に重視され、注目を集めている。（２）報告では、地 球変動研究が解決しなければならない科学問題および地球変動研究の中長期目標が明確に示された。（３）秘書チームはレポートに修正を加え、さらに戦略的な特徴を盛り込むこと。（４）専 門家チームは次の段階の作業で、国が地球変動分野で最も必要としている研究に取り組むこと。