峡江水利中枢プロジェクトが6日午前、江西省峡江県で起工した。総工費82億4100万元。同プロジェクトによってカン江の70%の流域面積を調節できるようになるほか、年 間11億4200万キロワット時の発電量が得られる。江西省では投資規模が過去最大の水利プロジェクト。「人民日報」が7日伝えた。
峡江水利中枢プロジェクトはカン江中流に建設され、洪水防止のほか、発電、水上輸送、灌漑などの機能を兼ね備える。発電ユニットの容量は36万キロワット、年 間平均11億4200万キロワット時の発電量が得られる。完成後には100年に一度見舞われるとされる南昌市の洪水災害が200年に一度に減ると期待される。灌漑面積はさらに2万2千ヘクタール近く増加する。