全国の科学技術館の資源を共有する動画プラットフォームが13日、中国科技新館で正式に開通した。このプラットフォームは、中 国科技館と23の省と市の科技館をつなぐことで全国の科技館に開放的な交流とコミュニケーションの場を提供し、科技館間のプロジェクト協力のほか、地 域や専門を越えた科学理論研究や遠隔教育活動のためにいっそうの便宜が図られる。「科学時報」が14日伝えた。
開通式典の後、初めてこのプラットフォームを利用した遠隔教育活動「私と科学者が語り合う未来」が中国科技館で行われた。青少年28人がビデオ会議を通じて3人の科学者と未来について想像をめぐらせ、人 工知能や未来ネットワーク、ノーベル賞受賞研究などホットな科学問題について興味の向くままに語り合った。
中国科技館の徐延豪館長は、「今後は動画プラットフォームの、スピーディで便利なコミュニケーション型のメリットをフルに活用して、科技館間協力や遠隔教育活動をより多く展開し、「科学体験・革新啓発、大 衆サービス・調和促進」の理念に基づき、科学技術資源を共有していきたい」と述べた。