2009年09月14日-09月18日
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中国科技館新館が正式オープン

2009年09月17日
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 3年以上の歳月と総工費20億元をかけて建設された「中国科学技術館新館」が16日、正式に開館した。ここ数日は団体グループなどに開放され、今月20日から全面開放となる。中国新聞社が16日伝えた。& amp; amp; lt; /p>

 中国科学技術館新館は、北京国家オリンピック公園の中心部にあり、南側にはすぐ傍に北京五輪のメインスタジアムとなった「鳥の巣」がある。4.8万平米の敷地に10.2万平米の建物が建てられ、常 設展示として、「科学の楽園」、「華夏の光」、「探索と発見」、「テクノロジーと生活」、「チャレンジと未来」の5つのテーマ別ホールのほか、公共スペースの展示エリアがある。さ らに宇宙劇場や巨大スクリーン映画館、ライドフィルム、4D映画館の4つの特殊効果映画館が設けられた。

 展示と参与、教育と科学研究、協力と交流、所蔵と制作、リラックスと観光が一体となった中国科学技術館新館であり、はっきりとしたテーマ、すぐれた機能性、整ったイメージをもち、世 界でも高水準の現代化された総合国家科技館といえる。

 建物全体は単体の正方形で形づくられ、積み木を積み重ねた、巨大な「魯班鎖」のような形をしており、全体と部分の結合を重視する中国伝統文化の理念を体現したほか、科学と他の学問の融合・促 進という意味が込められている。

 1979年、中国に科学館の概念が導入された。1988年、中国科技館は中国初の科技館として建設・開放。現在、中国大陸部には40以上の科技館があり、来場者は年間1300万人以上にのぼる。全 国各地で現在も約20の科技館が現在建設中だ。

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