2009年09月28日-09月30日
トップ  > 科学技術ニュース>  2009年09月28日-09月30日 >  成都、全国で4番目となる国際回線の出口を建設へ

成都、全国で4番目となる国際回線の出口を建設へ

2009年09月30日

 成都市ハイテク区がこのほど明らかにしたところによると、今年末、成都は北京、上海、広州に続く、全国で4番目となる国際回線の出口を建設する。このことは、成 都のコンタクトセンター産業の急速な発展に向け、技術的サポートを提供することとなる。中国新聞網が28日に伝えた。

 成都ハイテク区の総合的な実力は高まっており、科技部の最新評価でも全国56の国家級ハイテク区の中で4位にランクインしている。わずか数年のうちに、集積回路(IC)、ソフトウェア・サ ービスアウトソーシング、通信、光電ディスプレイ、バイオ医薬、精密機械製造の6大産業グループを形成したほか、第2次産業と第3次産業の共同発展・相互促進構造を初歩的に作り上げた。09年上半期だけでも、ア リババ、アクセンチュア、DHL、JPモルガン・チェース、アマゾン、完美時空など、業界内で高いシェアを誇る有名企業が成都に拠点を建設し始めている。

 成都は現在、産業発展に必要なインフラ建設を急ピッチで行っている。09年5月、四川省政府は中国電信(チャイナテレコム)、中国移動(チャイナモバイル)、中国聯通(チャイナユニコム)と、5 年間の戦略協力枠組合意に署名、通信の基礎・枢軸プロジェクトおよび情報普及・応用建設を行っていく。投資総額1000億元のうち、約500億元が成都に投資される。また、「中国西部情報センター」は すでに建設が始まっている。今後中国西部における最も重要な通信・情報処理センターとなる見込みだ。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます