2009年10月01日-10月02日
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台湾の研究者が中国の南極観測に初参加

2009年10月13日

 調査隊員251人を乗せた中国の極地観測船「雪竜」は11日午前、極地観測専用ふ頭から26回目となる南極調査に向け出発した。今回の中国南極観測プロジェクトには、台湾の研究者3人が初めて参加する。「 科技日報」が13日に伝えた。

 今回の調査隊は長城基地の調査隊員60人、中山基地の調査隊員84人、崑崙基地とグローブ山の内陸調査隊員30人、南太平洋調査隊員13人、国 際協力隊員2人および船員などの随行スタッフ62人の251人で構成。1984年の南極調査以来最多となった。上海に戻るのは、各調査を完了後、2010年4月10日の予定で、航行距離は約3万海里にのぼる。& amp; lt; /p>

 台湾の研究者3人はそれぞれ、台湾海洋生物博物館の林家興氏、郭富ブン氏および、台湾正修科技大学微量研究科技センターの許廷イ氏。3人は、極地の海洋生物がもつ生理活性物質」な どの研究プロジェクトを行う予定。台湾の研究者は「雪竜」がニュージーランドを経由する際に乗船し、南極に向かう。

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