このほど開催された「第13回北京国際航空ショー」で、中国が展開する新たな国内の航空産業の配置が紹介された。「人民日報海外版」が20日伝えた。
専門家は「規模で見ると、国内の航空産業パークは立ち上げ段階にあり、産業が集まりつつある。『航空城』の発展は政府部門による計画と規模の調整が必要となる」と指摘する。現 在存在する問題への対応として、各地の航空産業にそれぞれの位置づけを行い、差別化の道を歩まなければならない。
北京と広州と青島に建設される「航空城」は主に航空運輸業を主導とし、それぞれ国の総合的な輸送の中枢、航空物流総合輸送の中枢、地域的な輸送の中枢と位置づける。上 海と天津と西安などでは運輸業のほかに、それぞれの特徴を生かした航空製造業も行う。なかでも、上海は中国の大型航空機の自主開発に重点をおき、天津は外資企業を中心とした航空製造業、西 安や南昌などは航空産業に部品などを提供する。