2009年10月05日-10月09日
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第30回アジアリモートセンシング会議が北京で開催

2009年10月23日

 第30回アジアリモートセンシング会議(ACRS)がこのほど北京で開幕した。同会議は、アジア各国がリモートセンシング、地図情報システム(GIS)、宇宙技術応用分野における交流・協力を促進することが目的。「科学時報」が23日に伝えた。

 会議はAsian Association on Remote Sensing (AARS) 、Chinese National Committee for Remote Sensing (CNCRS)が共同で組織し、主催は中国科学院遥感応用研究所、中国科学院対地観測数字地球科学センター、国土資源部航空物探遥感センター、科技部国家遥感センターなどの機関、協賛は中国遥感委員会など各機関。今会議のテーマは、「宇宙時代に向かうアジア」。会議の主な内容は、新型センサーと応用、リモートセンシング応用、デジタル処理とGISなど。

 会議では、アジアのリモートセンシング科学技術において傑出した貢献を果たした科学者24人に貢献賞が授与された。また、組織委員会は十以上の分野にわたる学生フォーラムを設け、リモートセンシング界のベテラン専門家と、各国から訪れた学生らが共にホットな問題について討論を行った。

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