2009年11月23日-11月27日
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砂漠化対策、寧夏に学校設立 人材育成へ

2009年11月23日

 寧夏回族自治区政府常務会議によると、中国の4大黄砂発生源に数えられる寧夏に砂漠化対策と生態建設を専門とする人材を育成する学校が設立される。新華社が22日に伝えた。

 この職業技術学院のキャンパスは教室130ヘクタール以上、科学研究施設など200ヘクタールの330ヘクタール以上からなる。すでに計16万3000平方メートルの1期工事が着工、総 工費は2億9540万元。1期工事は来年8月末に竣工し、9月には学生の募集が始まる予定。定員は毎年1000人。

 寧夏は国内全土の砂漠化対策にとって特殊な位置関係にあることから、国家三北防護林管理局や中国科学院砂漠化対策研究所などの機関がいずれも寧夏に置かれている。また寧夏の研究所が考案した、麦 の干草で苗木を四角に囲んで風砂から保護する植林方法はユネスコから評価され、全世界でも応用されている。

 寧夏林業局の王徳林局長によると、寧夏には砂漠化防止と生態方面の人材が極度に不足している。専門の人材を育成する学校の設立は生態建設を強化し、砂漠化防止を進め、中 国西部に生態防護を構築する上で重要な意義をもつ。

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