「中国科学研究情報化フォーラム」が12月3日午後、北京で開催される。科学技術部、国家自然科学基金委員会、中国科学院が共催、中国科学院情報化工作指導チーム弁公室、科 学技術部国家科技基礎条件プラットフォームセンター、中国科学院コンピュータネットワーク情報センターが協賛する。中国科学院が記者会見で報告した。中国網が24日伝えた。
弁公庁の譚鉄牛副秘書長によると、科学研究活動はすでに経験の総括、実験観察、科学計算やシミュレーションから情報化の時代に入った。科学研究の情報化は情報技術をフルに活用し、科 学技術資源のやり取りや収集・共有の促進、研究チームと活動方式の変革、科学技術のモデル転換を推進する上で重要な手段となっている。
譚副秘書長によると、中国の科学研究の情報化は全体的にまだ低い水準にとどまり、欧米など科学技術先進国との開きは大きいという。多くの発展途上国は科学研究の情報化に力を入れ、情 報化のインフラや応用水準を急速に高めている。中国は科学研究の情報化に対する全体的な認識を高める必要がある。国の関連計画には、いまだ科学研究の情報化が十分に反映されていない。中 国の科学研究の情報化は交流と意思疎通を強化することで、大々的に国の科学技術の発展にまでその役割を果たし、総体的なレベルを押し上げ、自主革新能力と科学技術の国際競争力を積極的に促進していく必要がある。