このほど開かれた「三峡プロジェクト建設資金監視・管理業務総括交流ならびに表彰大会」で、三峡プロジェクトの開始以来、今年9月末までの動的投資は延べ1863億4400万元になることがわかった。すでに完成し稼動し始めた送電プロジェクトの動的投資は352億6300万元。人民日報海外版が7日伝えた。
三峡送電プロジェクトは、三峡プロジェクトの三大構成部分のひとつで、三峡ダムの水力発電によって得た電力の輸送という重要な任務を担っている。すでに全面的に完成し投入されている。
同プロジェクトは直流送電プロジェクト、交流送電プロジェクト、制御自動化、使用電力記録システム、取引管理、継電保護、故障情報管理、システムセキュリティ安定制御、通信などの二次系統プロジェクトからなる。このほど全工事が竣工、交流送電経路6519キロメートル、直流送電経路2965キロメートルが完成し、中国中部、東部、四川、広東を結ぶ三峡給電ネットワークが構築され、全国の電力網のネットワーク化が進んだ。