雲南省中部の撫仙湖湖畔にある澄江県の老鷹地に現在、太陽活動をより正確に予報できるよう、次世代太陽観測基地が建設されている。人民網が9日伝えた。
この観測基地には、赤外1m太陽望遠鏡(YNST)、光学赤外太陽フレア監視望遠鏡(ONSET)、太陽低周波無線望遠鏡の3台の太陽望遠鏡が設置される。この3台は2010年5月に調整観測段階に入る。
撫仙湖太陽観測基地の面積は約3万平方メートル、総工費2863万元(望遠鏡の建造費は除く)、現在新たに総建設面積3039平方メートルの、YNSTとONSETの観測室、総合棟、総合施設を建設中だ。
完成後には中国で最も優れた太陽観測基地、アジア最大の地上太陽観測地となり、世界一流の太陽観測基地の仲間入りを果たす。