2009年12月14日-12月18日
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河北省 埋蔵量10億トンの鉄鉱資源を発見

2009年12月14日

 河北省国土資源庁が12日に明らかにしたところによると、河北省地質鉱物探査業務にこのほど、重大な進展があった。「人民日報」が13日に伝えた。

 河北省東部の馬城鉄鉱エリアでこのほど、埋蔵量が10億4400万トンにのぼる鉄鉱資源が発見された。同エリアは、1980年代以降に中国で発見されたうち、一つの鉱床の規模が最大の鉄鉱産地となる。

 河北省東部の鉄鉱資源分析結果によると、同エリアにはこのほかにも約200億トンの鉄鉱資源が眠っていると予測され、中国中東部の鉄鉱探査において、最も潜在力のある地域の一つとなった。

 馬城鉄鉱は唐山市ラン南県にある。探査によると、同エリアでは14の鉱床が発見されたという。鉱床は南北に分布し、全体の長さは約6キロ、それぞれ地下100-600メートルに位置する。主 要な鉱床の厚さは平均41.43-108.95メートルに上る。

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