2009年12月21日-12月25日
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国内初、大型自動車産業に「技術革新連盟」が設立

2009年12月24日

 内蒙古自治区包頭市で22日、大型自動車業界初の「産業技術革新連盟」が設立した。同連盟は北奔重型汽車(本社は包頭)が国内10の研究所や大学をはじめ、国 内外22の大型自動車メーカーなどと協力して結成したもの。科技日報が24日伝えた。

 同連盟の設立により、国内の大型自動車業界に市場をけん引する集成開発体系が構築され、国民経済の発展に重要な役割を果たすほか、市場潜在力と独自の知的財産権をもつ新製品や新技術、新 装備が開発されるようになり、連盟の枠組みの中で公共の革新プラットフォームと試験的基地が建設される。向こう3年から5年をめどに、包頭だけで大型自動車産業の関連生産高300億元を目指し、世 界先端の技術水準を誇る持続可能な産業チェーンをつくるとともに、包頭市の基幹企業が中国ないし世界にその名を轟かせ、大型自動車メーカーの国内かつ国際的地位を高めるねらいがある。

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