2009年12月21日-12月25日
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無錫でエンジン生産ラインが稼動

2009年12月24日

 中国が独自に知的財産権を持つ、技術性能が世界先端水準の「CA6DM(11リットル)」エンジン生産ラインが23日、一汽解放汽車有限公司の無錫ディーゼルエンジン工場で完成し稼動し始めた。科 技日報が24日伝えた。

 CA6DMエンジンは、世界でも最先端の設計理念、設計方法、現代設計フロー全工程管理を採用し、前期の設計プランからプレプロダクションにいたるまで完全に一汽集団独自の開発チームが成し遂げた。こ れまでに3つの発明特許と5つの実用新型特許を取得している。このエンジンの開発成功と生産ラインの完成は、エンジン技術分野において国外のエンジンメーカーによる独占的局面を徹底的に打破し、中 国が大型トラック分野で自主開発、自主革新した最新技術の水準を体現した。

 一汽解放汽車有限公司無錫ディーゼルエンジン工場の生産力は年間1万5000台、うち「CA6DM2-39E3」と「CA6DM2-42E3」と いう2種類のディーゼルエンジンが欧州の環境基準ユーロⅢを通過し、大型トラック「J6」が国際競争で勝ち抜くためのパスポートを手に入れた。

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