国産大型旅客機用エンジンプロジェクトの全権を担い、製造を受け持つ中航商用飛機発動機有限責任公司は4日上海で、2 008年11月に上海市政府と中国航空工業集団公司が合意した戦略パートナーの枠組み協議に基づき、国産大型旅客機のエンジン組み立てとテスト用地を上海・浦東臨港地区に設置すると発表した。L EAP-X1C(国産大型機「C919」で唯一の国外動力装置)国際協力組立プロジェクトをはじめとする機能を備える。人民日報海外版が5日伝えた。
枠組み協議に基づき、同基地は完成後に次の4大機能を備える。（1）自主開発プロジェクトと国際協力プロジェクトを含む民用航空エンジンの総組み立てとテストを担当（2）大修理工場（3）世 界からの生産請負（4）国産民間機用エンジンの産業グループ形成。このことは、同基地が将来、LEAP-X1C国際協力組立プロジェクトの機能を備えることを意味する。