中国の第3世代携帯電話方式TD-SCDMAの進化基準「TD-LTE」がフィールドテストの段階に入る。工業情報化部は北京郊外の懐柔地区で企業を集めフィールドテストを行うという。T D-LTEは別名「準4G」基準と呼ばれている。北京晨報が7日伝えた。
TD-SCDMAは中国が打ち出した3G基準で、現在中国移動(チャイナ・モバイル)が通信キャリアとして全国で大規模にネットワークの建設を展開しているが、次 世代基準とされるTD-LTEの開発にも余念はなく、まず初めに上海万博に試験ネットワークが構築される予定だ。
中興、華為、大唐、モトローラに続き、普天、ノキアシーメンズ、エリクソンといったメーカーもこれに参入していく考えだ。