2010年01月04日-01月08日
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北京に抗体薬物研究所が設立

2010年01月15日

 北京抗体薬物研究所が13日、人民解放軍総医院に設立した。同研究所は5年以内に一連の抗体薬物を開発し、北京の抗体薬物産業を50-100億元規模に拡大するととに、短 期間で国内の抗体薬物研究と産業化の中心となり、北京のバイオ医薬産業の発展を一気に推し進める。科学時報が15日伝えた。

 抗体技術は最も重要な科学技術の最前線のひとつで、生命科学とバイオテクノロジー産業に突破的な進展をもたらす重要な分野と目視されている。多くの臨床実験でも、抗 体薬物による腫瘍の総合治療や免疫疾病の予防、移植拒絶反応の排除などが証明され、今後の応用に期待がもたれている。

 北京市科学技術委員会の鄭吉春主任はオープニングセレモニーで、「北京細胞工程・抗体薬物重点実験室」は北京市科学技術委員会と解放軍総医院が共同建設したもので、同 院の郭亜軍教授率いるチームが具体責任を負うことを明らかにした。同委員会が重大科学研究プロジェクトの形で抗体薬物の研究を支援する一方、解放軍総医院が研究チームと場所、実験設備を提供することになっている。< /p>

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