中国長江三峡集団公司の2010年三峡プロジェクト生産計画会で、カラチョウザメ研究で権威あるカラチョウザメ研究所が今年、カラチョウザメの一代雑種の人工繁殖技術の改良を行うことがわかった。一 代雑種の繁殖用親魚の育成に力を入れ、カラチョウザメの人工繁殖が今後も継続される。新華社のウェブサイト「新華網」が17日伝えた。
カラチョウザメの人工繁殖とは、人工繁殖したカラチョウザメの一代雑種を研究対象に、養殖条件の調整や人工誘導技術を通じて一代雑種の雄魚と雌魚を性的に成熟するまで発育させ、人 工繁殖を通じて二代雑種を産卵させるというもの。
同研究所と水利部中国科学院水工程生態研究所は4年かけて困難を克服し、2009年10月に世界で初めて人工繁殖による稚魚の産卵に成功した。これにより、野生の親魚を捕獲せず、カ ラチョウザメという品種を守る新しい手段が見つかった。この研究において中国は世界先端水準に達している。