2010年01月22日
中国科学院(科学アカデミー)と中国工程院(工学アカデミー)の院士563人が投票によって選んだ、2009年の中国・世界の科学技術十大ニュースが20日に北京で発表された。同
ニュースは毎年一度発表され、今年で16回目になる。「人民日報海外版」が21日伝えた。
中国科技十大ニュース
- 演算速度1千兆回のスーパーコンピューター「天河1号」の研究開発に成功
- 南極内陸科学調査ステーション第1号が完成
- 国内最大の放射光施設「上海同歩輻射光源」が完成
- 量子計算の研究が大きく進展
- A型(H1N1)インフルエンザワクチンの初の大量生産に成功
- 人工多能性幹細胞(ips細胞)の万能性の証明に初めて成功
- 独自の知的財産権を備えた大容量のナトリウム硫黄電池(NAS電池)の開発に成功
- 世界最古の羽がある恐竜の化石を発見
- 太陽エネルギーによる高純度シリコンの精錬に成功
- 1万トン級の石炭系エチレングリコール(EG)の工業化モデル開発に成功
世界科技十大ニュース
- 米国が月面で水の存在を確認
- 欧州の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)が ビームエネルギー1.18TeVの世界新記録を達成
- ガン細胞を消滅させる新たな方法を発見
- 火星でメタンの放出を確認
- エイズワクチンの研究が進展
- ips細胞誘導の研究が大きく進展
- 無限のタンパク質合成を可能にするリボ核酸(RNA)の合成に初めて成功
- 汎用量子コンピューター第1機がお目見え
- 人類最古の全身骨格化石を発見
- 世界最大の反射鏡をもつ宇宙望遠鏡「ハーシェル」を打ち上げ