雲南省出入境検験検疫局が28日明らかにしたところによると、同局技術センターが担当する家畜のウイルス性疾患・ブルータングの競争酵素免疫測定法の実験能力検証プロジェクトがこのほど、国家認証認可監督管理委員会が実施した検査に合格した。国内でブルータングをめぐる実験能力の検査が行われたのは、今回が初めてのケースとなる。中新網が同日伝えた。
検査作業では、同委の能力検証実験部、農業部熱帯・亜熱帯ウイルス研究室、雲南農業大学の専門家らで組織するチームが、プロジェクト関係者の報告を聴取し、技術報告を審査し、質疑応答を行った。その結果、専門家は次のようなの見方で一致した。
同プロジェクトのプラン設計は合理的であり、提出されたデータ資料は詳細かつ信頼に足るもので、結果には信頼が置ける。同プロジェクトは国内初のブルータングの実験に関する能力検証作業であり、国内の関連の実験室におけるブルータングの検査水準を理解し、動物の疾病に対する検査の質を確保し、食品の安全と国民の生命、健康、安全を保障する上で重要な意義をもつものだ。こうした専門家の見方を受けて、プロジェクトは検査合格となった。