2010年02月01日-02月05日
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中国科学院、「新人類発展指数」を初めて発表

2010年02月02日

 中国科学院中国現代化研究センターと中国現代化戦略研究課題チームは先月30日、最新の研究成果「中国現代化報告2010—世界現代化概覧」を北京で発表、それぞれの国や地域の▽健康長寿▽知識普及▽情報共有▽環境の美しさ▽裕福な生活--といった人類の発展における5方面の平均的な成果を割り出す「新人類発展指数(HDIn)」を初めて提起した。中国は世界63位だった。科技日報が1日伝えた。

 新人類発展指数の主要内容は、▽健康長寿(出生時の予期寿命)▽知識普及(大学普及率)▽情報共有(インターネットの普及率)▽環境の美しさ(生活廃水処理率)▽裕福な生活(1人当たりの平均購買力=購買力評価計算に基づく平均国民収入)--といったもので、この評価によると、2007年にこの評価に参加した131主要国のうち、トップ10は順にノルウェー、フィンランド、オランダ、デンマーク、スウェーデン、米国、韓国、スイス、英国、ニュージーランドだった。

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