2010年02月01日-02月05日
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カラーテレビパネル産業で各国が激しい競争 中国は2千億元投資

2010年02月03日

 国内外の企業は現在、テレビパネルへの激しい投資合戦を繰り広げている。長虹、TCL、京東方などの国内企業がテレビパネル生産ラインの建設に力を入れる一方で、シャープ、LGなどの外資企業は、中 国大陸への生産ライン移転を加速しているほか、高世代(第6世代以上)パネルの生産ライン、新型ディスプレイ方式の開発にも力を入れている。科学時報が3日伝えた。

 関係者は、「国内外のカラーテレビ業界は現在、パネル産業をめぐって戦略を展開している。国内企業が現有の産業構造を打破できるかどうか、ま た世界的な競争力のある産業体系を打ち立てることができるかどうかは注目に値する」と指摘する。

 世界のフラットテレビ市場が急速に成長したことにより、国内のテレビパネルに対する投資も高まった。北京、広東、安徽、四川、江蘇などの省・市は次々とパネル生産ラインを導入もしくは自主建設している。大 まかな統計によると、これらのプロジェクトの投資総額はすでに2千億元を突破しており、ポスト金融危機において、国内で投資額が最大の産業の一つとなった。

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