2010年03月01日-03月05日
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自動車部品再製造技術が審査を通過

2010年03月02日

 中英合弁のディーゼル・エンジンメーカー、中国重汽集団済南復強動力有限公司と中国人民解放軍装甲兵工程学院が共同で担当する「第11時5カ年計画(2006-2010年)」の 国家科技支柱計画重大プロジェクト「自動車部品再製造の鍵となる技術と応用」が2月28日、科技部による審査を通過した。「科技日報」が2日伝えた。

 同プロジェクトは中国の大型トラックのエンジン再製造先進技術に立脚し、廃車部品再製造の寿命検査技術や損傷部品の制作と成形の一体化技術、スピード成形再製造技術、装 置稼動中の原位置再製造技術などに対する研究を展開し多くの成果を出してきた。

 研究チームは同プロジェクトの実施を通じて7項目の発明特許を申請、2項目が特許を取得したほか、3項目が国家基準、5項目が企業基準として制定・改訂された。また学術論文も79本発表された。こ の研究の総体的な技術はすでに世界先端水準に達しており、多くが世界をリードする革新技術で、著しい経済効果と社会利益につながり、中国の自動車部品再製造産業に堅固な基礎を打ち立てた。

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