環境保護部・環境発展センターと英国規格協会（British Standards Institution：BSI）は1日、低炭素製品認証に関する協力覚書に署名した。環境保護部・科 学技術標準司の劉志全・副司長は調印式典で、「環境認証製品はすでに国の政府調達リストに組み込まれている。認証された低炭素製品も政府調達リストに組み込まれるだろう」と述べた。「科技日報」が3日に伝えた。
劉副司長はまた、「中国は2020年までに、単位GDPあたりの二酸化炭素排出を2005年比40-50％減少させる目標を打ち出し、これをノルマ指標として、国民経済と社会発展の長期計画に組み込んだ。低炭素製品の認証は、ノルマ達成と温室効果ガス削減に向けた突破口となる。このほか、環境保護部は、低炭素を国家エコ工業パークの審査指標としており、低炭素都市も現在推進中だ」と述べた。
中英双方は同覚書に基づき、製品のカーボンフットプリント認証分野で共同研究を展開し、消費者の選択を導くことで、企業の低炭素製品・技術開発を奨励し、低炭素型の生産と消費モデルの形成を促していく。