中国最大規模の半導体・電子部品展示会「IIC China」の主催機関関係者は14日、「中国の電子産業の規模は今年、1兆ドルに達するだろう」と述べた。中国新聞網が14日に伝えた。
環球資源・電子業務部の馬思礼総裁は、「中国市場の半導体に対するニーズは、電子産業規模の拡大とともに上昇している。2010年までには、市場価値は800億ドルに達し、前年比17％以 上の成長を達成するだろう。また、2010年中国市場の電子部品に対するニーズも1000億ドルに達すると見られている。これらのデータは、中国が全世界の電子市場において、重要な地位を占めることを意味する」と 述べる。
「IIC-China」は15日から上海世貿商城で行われる。会場では、成都浩然電子有限公司、昆山維信諾顕示技術有限公司、深セン比亜迪微電子有限公司、上海光宇睿芯微電子有限公司など、中 国の優秀な半導体企業による、最新の技術ソリューションが展示される。