2010年03月29日-03月31日
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国内初、低炭素技術開発センターが上海に設立

2010年03月29日

 国家発展改革委員会研修センター省エネ環境保護研修基地や中国省エネ環境保護集団公司科技開発基地、米ゼネラル・エレクトリック(GE)、復 旦大学環境学部など世界的な企業や研究機関がそれぞれ上海国際省エネ環境保護パークと低炭素技術の開発と普及に関する契約を取り交わし、国内初の低炭素技術開発・普及センターのほか、産 学研提携のモデルパークや低炭素産業集約地域づくりを進める。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 宝山区に位置し、敷地面積500ムー(1ムー=667平米)の上海国際省エネ環境保護パークはかつて上海の高電力消費と汚染の象徴ともいえる上海鉄合金廠だった。同鉄鋼メーカーは当初、消 費電力が上海全市の200分の1、大気中のダスト量は7分の1にのぼっていたが、産業構造の調整により50年の歴史を持つこの工場は見事汚染源を断ち、従来の産業から低炭素サービス業に産業転換を果たした。

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