2010年03月29日-03月31日
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中国石油 世界最大の人材・HSEシステムを構築

2010年04月01日

 先月31日に北京で発表された「中国石油情報化成果報告」によると、国内最大の企業である中国石油天然気集団公司は、世界最大規模の人材資源管理システムと世界で機能が最も整い、利用者が最も多い健康・安 全・地球環境保全(HSE)システムをすでに構築したという。中央政府直属の企業(中央企業)が情報化の成果報告を発表するのは、今回が初めてのケースだ。「科技日報」が1日伝えた。

 同公司の王宜林副総経理(副社長)によると、同公司は国有系の重要な基幹企業として、企業の情報化推進に一貫して力を注ぎ、総 合的な国際エネルギー企業への発展を目標とするシステムの中に情報化を組み込んできた。

 世界最大規模の人材資源管理システムは、同公司の人材資源管理能力を高めるのに効果があった。世界で機能が最も整い、利用者が最も多いHSEシステムは、HSE管理システムの構築を力強く支えた。4 5万人の利用者を擁する業務管理システムが一年の間に受領・発送した文書は330万件を超え、取り扱った契約書は20万件に上り、処理した伝票は175万枚に達し、電 子メールシステムで送受信したメールは7千万通におよんだ。情報ポータルサイトにアップした文書は230万件で、国有資産監督管理委員会に成果1位の中央企業サイトと評価され、テ レビ会議システムによる会議がのべ300回開催され、基礎応用システムは各業務単位と大勢な従業員が日常の作業を行うプラットフォームとしてすでに機能している。同公司がこれまでに構築した集中的・統 括的な情報システムの数は40に達する。

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