2010年04月01日-04月02日
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中国初、「資源循環テクノシティ」を瀋陽に建設へ

2010年04月06日

 中国で初めて「エコロジー、低炭素、サイクル」を理念とし、技術主導で資源の効率利用と循環利用する、資源循環産業化を目指した「北東アジア資源循環テクノシティ」の建設が3月末、遼 寧省瀋陽市で始まった。「科技日報」が5日伝えた。

 瀋陽に建設中の国家級環境保護産業モデル基地は、中央政府の指導者の意向を実現したもので、静脈産業の発展を進めてきた日本の神奈川県川崎市の先進的な経験に学んだ、資 源循環産業の健全な発展を促進する重要措置だ。モデル基地建設の重要な技術の柱として、北東アジア資源循環テクノシティおよび同産業パークでは中国でトップクラスの資源循環利用の専門家が設計プランを考え、政 府が主導し、企業が運営するという革新的な開発方式が取られた。

 2カ月後に完成するこのテクノシティは科技館、研究センター、材質検査センター、情報センター、研修センター、教育センターなどからなる、資源化、減量化、無害化、標準化、大 規模化など独自の特色を備えた資源循環産業モデル地域を目指し、本当の意味での人と自然の調和の取れた発展を実現する。

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