国家中医薬管理局「亜健康関与技術実験室」のオープニングセレモニーがこのほど、湖南農業大学で行われた。同実験室の開設によって、同大の亜健康（不健康予備軍）研究と教学水準は大幅に高まり、特 色豊かな学問へと発展していくと期待される。科技日報が14日伝えた。
セレモニーに出席した国家中医薬管理局の李大寧副局長は、「同実験室は医療衛生の先端で予防や未病治療に貢献し、予防中心の方針に徹する」と語った。
湖南農業大学はこれまでの漢方薬の栽培管理や遺伝育種、特色ある漢方薬の開発などにおける特色と優位性を十分に生かし、亜健康の理論研究や診断治療、中医による亜健康診断・治 療研究などを通じて亜健康の概念を広め、新しい健康理論を打ち立て、亜健康のチェック、予防、治療、管理、評価の専門体系を整えていく任務が課される。また産学研提携で健康商品を開発し、中 国の健康産業と高付加価値の農産品加工産業を結び付け、急成長を促す役割が期待される。