2010年04月12日-04月16日
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中国初 110万キロワット原発用の発電機回転子を開発

2010年04月22日

 中国初となる、110万キロワット原発用の発電機回転子がこのほど、専門家の鑑定に合格した。このことは、中国が超大型原発用の発電機回転子を生産する能力を有したことを表す。「科技日報」が 22日に伝えた。

 このたび開発された回転子は、原子力発電において要となる部品の一つ。サイズが大きいため、高レベルの品質が求められることから、世界的に見ても、大型鋳造物製造のレベルが最も高い製品の一つだ。

 同設備は昨年3月、国内初の100万キロワット原発・常規島における発電機回転子として使われ、製鋼、鍛造、熱処理、機械加工など、各手順における難関攻略を経たほか、多方面の専門家による鑑定を重ね、各 指標は全て要求を満たした。(編集SN)

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