中国科学院が招聘した外国人研究者と外国籍の若手科学者の交流シンポジウムが路甬祥院長出席のもと、北京で開催された。国務委員の劉延東氏が研究者らと面談し、講演を行った。「科学時報」が27日伝えた。< /p>
劉氏は講演で、「中国政府は国際的な技術協力と交流を非常に重視している。対外開放の基本国策が揺らぐことはない」とし、「科教国興戦略(科学教育によって国を興す戦略)と人材強国戦略を実施し、科 学技術でもって中国の持続可能な発展をリードしていく。国内外の研究機関や科学者同士の協力・交流が人類の科学技術事業の進歩を力強く推し進め、中国の科学技術の発展を積極的に促し、中 国人民と世界人民の信頼と友好を増進していることはこれまでの経験から明らかだ」と述べた。
中国科学院は昨年、「外国人専門家特別招聘研究員計画」と「外国籍青年科学者計画」を発表。前者は外国の優秀な研究者を同院の研究プロジェクトに招聘し、国外の国立研究機関や大学、企 業の研究者との協力強化により同院の技術革新能力を高めようというもの。後者は、優秀な外国籍の若手科学者を同院研究所に招聘し一定期間協力して研究を行い、同院の学術交流や国際協力、人 材育成を促進しようというもの。