「科学中国人」雑誌社主催の「2009年度の人物」が28日、北京で発表された。応用光学の王大珩氏、鉄鋼冶金学の殷瑞鈺、選鉱学の王淀佐氏、数理地質学と探査工学の趙鵬大氏ら11人の院士(アカデミー会員)を含む科学技術界の傑出した人物がこの栄誉に輝いた。「科技日報」が28日伝えた。
今回は3つの特別賞に注目が集まった。中国科学院と中国工程院の院士で中国の「現代光学の父」と謳われる王大珩氏に「終身成就賞」、中国科学院院士で中国地質大学学長の趙鵬大氏に「最も注目を集める賞」、北京航空航天大学機器科学・光電工程学院院長で「新型慣性計器とナビゲーションシステム技術」の国防重点学科実験室主任を務める房建成氏に「傑出した若手科学者」の称号が授与された。
「科学中国人」雑誌社主催の「第3回中国の科学技術と経済フォーラム」および「2009年度の人物」の授与式は、中国の科学技術の発展に卓越した貢献をした科学技術者を奨励するもの。