中国移動（チャイナ・モバイル）が5日開いた携帯電話向け電子書籍サービスの商用化に関する発表会で工業情報化部の奚国華副部長は、「携帯電話向け電子書籍サービスの利用者は昨年末の時点で1億5500人になった」と話した。現在携帯電話向け電子書籍関連の基準制定を検討中だという。工業情報化部の公式サイトが6日伝えた。
発表会では、中国移動が携帯電話を使った電子書籍の使用料など関連情報を公開した。工業情報化部の奚国華副部長は、「携帯電話向け電子書籍サービスの利用者は昨年末の時点で1億5500人になった」とし、同部では現在電子書籍産業において中国の特色ある競争力をつけるため、携帯電話向け電子書籍関連の基準制定を検討中であることも明らかにした。
奚氏によると、携帯電話を使った電子書籍は、相互協力を土台にTD技術をフルに活用して携帯電話向け電子書籍サービスの発展をサポートするとともに、産業チェーンの各パートの協力を強化し、一連の工程を整備し、メリットを補完し合い、共同発展を実現していかなければならない。携帯電話向け電子書籍サービスの発展は技術革新を動力としている。データサービスも市場競争のカギのひとつで、TDの発展に重要な役割を担い、TD技術をフルに活用して携帯電話向け電子書籍サービスの発展をサポートするとともに、TDの革新的発展を牽引していく役割を担う。