中国大型旅客機エンジンプロジェクトの責任・総請負機関である中航商用飛機発動機有限公司によると、航空エンジンを専門とする第一陣研究スタッフ73人がすでに同公司の開発センターに加わり、プ ロジェクト方案の決定に参加しているという。これで、大型旅客機エンジンプロジェクト研究・開発チームの形が整ったことになる。「科技日報」が8日に伝えた。
中航商用飛機発動機有限公司が今年募集する予定の専門人材300人-400人のうち、今回集まった第一陣開発スタッフは計73人で、大学卒業者がメイン。うち、博士号取得者は8人、修 士号取得者は65人で、それぞれ航空エンジンの工学面もしくは研究面で強みのある国内外の有名大学出身者だ。出身学科は、航空・宇宙推進、動力機械、航空エンジン測量・コントロール、材料、熱エネルギー工学、熱 物理工学、流体力学など。
これらのスタッフは、このほどスタートした大型旅客機エンジンプロジェクト全体方案決定連合プロジェクトチームに組み込まれた後、10以上の小グループに分けられ、プ ロジェクトチームの各サブプロジェクト担当者のもとで、方案研究や技術難関突破に参加していく。