2010年05月24日-05月28日
トップ  > 科学技術ニュース>  2010年05月24日-05月28日 >  電動自動車など新エネルギーの研究開発が中米協力のカギに

電動自動車など新エネルギーの研究開発が中米協力のカギに

2010年05月25日

 中国科技部の曹健林副部長は24日、中米両国は主に新エネルギー自動車、建築省エネ技術、クリーン石炭の3分野で新エネルギーの研究開発協力を行っていると述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が24日伝えた。

 曹は第2回中米戦略経済対話の枠組みの下に行われている経済対話の合間の記者会見で、「科学技術交流と協力を重点に中米両国は現在クリーンエネルギーの方面で協力している。中米双方は共同投資して連合実験室を立ち上げ、共同で研究・開発活動をサポートしていくことに合意する新協定を取り交わした」と述べた。

 双方が協力して進める研究・開発活動は主に新エネルギーの3分野に集約される。中米両国はいずれも最も主要な自動車生産国であり、消費国でもあることから第一に新エネルギー自動車、特に電動自動車の分野、中国は現在世界最大の建築市場で、米国の建築省エネも非常に重要なことから第二に建築省エネ技術の分野、石炭は米国の最も主要なエネルギーではないがエネルギー消費の中で比較的大きな割合を占めることから第三にクリーン石炭の分野となっている。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます