2010年05月26日
第13回中国北京国際科学技術産業博覧会(以下、科博会)組織委員会は25日に記者会見を開き、今回の科博会が今月27日より開幕することを発表した。科博会の会場では、多くの新技術、新製品が発表され、来場者は最新の科学技術を実際に体験することができる。「科技日報」が26日に伝えた。
今回の科博会では、「三網融合(電信網・テレビ放送網・インターネットの融合)」関連製品、3D・3Gの新製品などが出展されるという。
- 松下電器は8月発売予定の3Dテレビ、3Dブルーレイプレーヤーなどの関連設備および、現在世界最大の152インチプラズマディスプレイを出展する。さらに、150人収容可能な3Dシアターで、3D映画を体験することができるほか、3D活動エリアでは3D映像の撮影、ソフトウェア編集、ディスク製作を体験することもできる。
- 海信(Hisense)はネットワークマルチメディア技術と3Dディスプレイ技術および、LED液晶テレビが融合した最新のLED液晶テレビおよび、ハイエンド3G携帯10機種余りを出展する。
- ハイアールは最新のMo-Cardテレビサービスプラットフォームに基づく「三網テレビ」を初公開する予定。
- 台湾メーカー42社は、トップブランドの家電およびIT製品178点を出展。ASUSが打ち出したデュアルコア搭載のネットブック「Eee PC 1201N」や、建准電機公司が打ち出した1元硬貨よりも小さい世界最小の扇風機など、台湾製品のイノベーションの数々を体現する。
- 香港理工大学は世界初の鉄道監視知能ネットワーク、バイオメディカル用超音波ソリューション、自動車衝突シュミレーションセンターなどを展示する。