2010年05月24日-05月28日
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小型火力発電設備の運転停止、第3四半期までに1000万キロワット

2010年05月26日

 中国エネルギー局が開いた「2010年全国電力業界淘汰落後生産力工作会議」で、同局と26省(自治区、直轄市)人民政府は「2010年小型火力発電プラント運転停止責任書」を取り交わした。今 回の会議は国務院の要請を実行し、今年の第3四半期までに1000万キロワット分の小型火力発電プラントの運転を停止するという目標実現に向けた重要な会議だった。「中国能源報」が25日伝えた。

 国家発展開発委員会副主任で国家エネルギー局局長の張国宝氏は「今年に入って全国で小型火力発電プラント411万キロワットの運転を停止した。第 11次5カ年計画期間中に運転を停止した量は6417万キロワットに達する」と語った。新たな計画によると、第11次5カ年計画期間中に全国で7000万キロワットを上回る小型火力発電プランが運転を停止。こ の量を大型プラントで発電すれば、毎年石炭8100万トンの節約、二酸化硫黄140万トン、二酸化炭素1億6400万トンの削減につながり、それぞれ05年に比べ2.6%、5.5%、3.2%の減少となる。

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