ハルピン工業大学創立90周年を迎えるにあたり、中国航天科技集団公司は5日、5億元を投資して同大と「空天科学技術創新研究院」をハルビンに設立した。同 研究院は全国でも投資額が最大の航空宇宙技術の開発を手がける研究院。同研究院には宇宙科学技術工業の新体系が全面構築され、国際的な大手航空宇宙企業と世界一流の大学を建設し、宇 宙ロケットの分野における技術革新力向上に持続的で重要な技術サポートを提供する。「科技日報」が6日伝えた。
同研究院は設立後、中国航天科技集団公司が5年間で5億元以上の研究費を投資し、世界の宇宙ロケット技術の分野を焦点に、宇宙ロケットシステム技術、宇宙ロケット情報技術、宇宙ロケット材料技術、宇 宙ロケットエネルギーと動力技術分野の重点的な研究を行う。国家重大ミッションの必要に応じ、将来的なロケット技術分野における戦略的高みに照準を合わせ、科学技術の発展方向と核心技術を掌握し、宇 宙ロケット技術戦略研究と系統的論証を展開し、重大科学技術事業を育成すると同時に宇宙ロケット技術分野における応用・基礎研究と先端技術の探索を展開し、基礎理論を発展させ、新概念、新技術、新 方法を探索していく。