2010年06月07日-06月11日
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中国のRFID市場規模 世界3位に

2010年06月09日

 ICカードの普及を目指す「国家ゴールドカードプロジェクト」協調指導グループ弁公室が7日に北京で主催した「2010年中国国際ICカード・RFID博覧会」および、「第8回中国(北京)R FIDとモノのインターネット国際サミット」で明らかになったところによると、情報化建設がスタートして以来17年間で、中国のICカードおよびRFIDの市場規模はそれぞれ、世界1位と3位になった。中 国における「モノのインターネット(IOT)」市場の発展は、全世界から注目されている。「科技日報」が9日に伝えた。

 RFIDとは、無線周波数信号によって情報をやりとりする技術を指し、モノのインターネットの要となる技術だ。非接触式のICカードはすでに10年以上にわたり、バ スや鉄道の管理および電子身分証の識別などで幅広く応用されてきた。

 「人々の生活を改善し、人々に利益をもたらし、調和を構築する。応用とサービスのプロセスの中で、中国のモノのインターネット産業を創建する」がテーマの今回の博覧会では、モ ノのインターネットにおけるRFIDの応用、知能化建設、産業発展などの内容がクローズアップされた。

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